奏でる、歩み

ギターを捨てて、登山靴に履き替えた、子育てとの両立に奮闘する元ギターリストのブログ

黒斑山〜NikonD750とAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで登る冬の黒斑山

2023年1月8日、長野県の黒斑山にNikon D750と、

レンズキットのAF-S NIKKOR24-120mm f4を持って登ってきました。

浅間山をぐるっと囲む外輪にある黒斑山は、コースタイムが短く浅間山の絶景を見ることが出来るため、冬でも凄く人気のある山です。

浅間山は活発な活動をしている火山なので規制により前掛山まで行けない事があり、仕方なく外輪だけ登山という方も多いかと思います。

高峯高原ビジターセンターからスタートして、表コースを使い黒斑山へ、帰りは中コースで下山します。

高峯高原ビジターセンターに到着。すでに結構車が駐まっています。

自分が到着した後からも続々と車がやってきました。

人気の山なのであっという間に駐車場が埋まってしまうんでしょう。

登山口の看板の前でアイゼンを装着します。

登りは表コースを使います。表コースは展望が良いコースです。

登山スタート!

唐松の樹林帯を進んでいきます。

沢山人が入山しているのでトレースがしっかりとあるので初心者でも登りやすいかと思います。

今回使用しているAF-S NIKKOR24-120mm f4の逆光でのゴーストはこんな感じです。

今回撮った中での1番ゴーストが酷い写真なので毎回こんなゴーストが出るわけでは無いです。

ナノクリスタルコートというコーティングがされているレンズなのですが、このレンズはまぁ普通にゴーストが出るみたいです。

展望が開けた所までやってきました。

雲海の向こう側には富士山が見えてます。

少し進むと黒斑山?が目の前に現れます。

まだ浅間山本体にはお目にかかれないようだ。

奥にあるのが八ヶ岳で、下の街並みが小諸や佐久とかでしょうか?

こっちが水ノ塔山とかかな?

ここら辺までの登りが1番疲れた様な記憶があります。

とくに危険な箇所とかは無いです。

この辺りからは緩やかで爽快な歩きが楽しめました。

高峰高原ホテルが見えてきました。

誰も足を踏み入れていないモフモフしてる所が妙に綺麗でした。

ここら辺まで登ってくると木々が白く色付いています。

なんかピークらしきものが見えてきた!

あれが黒斑山でしょうか?

木々の凍てついた景色がいいねぇ

左に見えているのは奥秩父八ヶ岳かな?

今日は直前まで北横岳か黒斑山にするか悩んでました。

シラビソの木に大量の雪が付いた道をくぐり抜けながら登って行きます。

ついに浅間山の本体が顔を出し始めました。

やっと見えてきたぜ!

見えてきたけどまだ少し距離はあるみたい。

更に奥に進んでいくと避難用のシェルターがありました。

だいぶ近づいてきました。

槍ヶ鞘に到着!

浅間山の眺めがいいから休んでいる人が沢山いました。

写真を撮っていたら右側からなんかガスが湧いてきたぞ、、、

アカーン!黒斑山に着く前に浅間山がガスに飲み込まれてしまいました。

おいおい、勘弁してくれよ。

ガスに飲み込まれるちょっと前の写真。

黒斑山に向かうには左側の方を登って行きます。

薄らと見えている浅間山。その内にガスが取れそうな気配はあるので黒斑山へと向かいます。

ここまではずっと樹林帯の景色でしたが、ゴツゴツとした岩に変わり荒々しい雰囲気になってきました。

登っていくと中コースとの分岐まで来ました。

登っていてふと振り返ると絶景が。

稜線を境に樹林と綺麗に別れています。

登っている間もガスが凄い勢いで湧き上がっています。

ここはホント何度も振り返ってしまういい所ですね。

辛い登りでもまだ許せる。

ガスがたまに切れて浅間山が見えたり見えなかったりの繰り返し。

次のポイントが見えてきました。

トーミの頭に到着。

登っている時は見えていた浅間山が完全にガスに呑まれています。タイミング悪いなぁ。

何も見えないので次に進みます。

黒斑山までは後0.4kmらしい。

ここから先はまた樹林帯中を進むことになります。

登りはあまり無いので疲れることなく歩けると思います。

途中で人工物が現れます。

ここに浅間山を監視するカメラが設置されているみたいです。

黒斑山に到着。見事に何も見えないです。

これはやっちまったかな、、、

とりあえずご飯食べてガスがとれないか待ってみます。

おっ、なんかガスがとれそうな気がする!

このカメラ構えてる方々が撮り鉄の人だったら、ガスに向かって「邪魔だ退け!」とか怒号が飛び交っているんじゃないだろうか。

これは勝利の予感がする。

もうちょっとだ、頑張るんだ浅間山

遂に来たー!ガスが去っていきました。

皆一斉にシャッターを切っていました。

非常に美しい山肌をしています。

秋に唐松が紅葉した景色も見てみたいと思い続けて何年か経っているのですが、天気と予定がなかなか合わなくて困ったものです。

ガスが退いてくれたのでガトーショコラ?のような浅間山を無事に拝めました。

いやー待っててよかった。

登山道をよーく見てみると登ってる人が結構いますね。

登山道を切り抜くだけでもすごい絵になるな。

山頂標識と浅間山を取り敢えず撮影し忘れないように。

トーミの頭の方にはまだガスがいるようです。

こっちから見ると凄い断崖絶壁なのが分かります。

黒斑山から見るトーミの頭カッコイイな。

引きで見るとこんな感じ。

24-120mmだとこれくらい離れてる場所も切り取って撮れるから便利ですよね。

前掛山の山頂の方には何人か人がいますね。

ガスが切れた所から奥には富士山が見えました。

浅間山の横のピークは剣ヶ峰ってやつかな?登山は出来ないみたい。

いつの間にかトーミの頭の方もガスが無くなってました。

こちらが外輪で、前掛山に行くには多分奥まで歩いて行って下に降りるか、トーミの頭の近くの草すべりっていう急登なコースを降りるかになります。

冬は黒斑山では物足りない人は少し奥の蛇骨岳って所まで行く人もいるみたいです。

浅間山をしっかりと見れたので下山を開始します。

トーミの頭まで戻ってきました。

ガスが無いので凄い開放感です。いいやん。

ここを降りていって中コースの分岐まで向かいます。

下山は中コースを使います。

ここからは樹林帯を降りていくことになります。

ゲレンデが見える所まで降りてきました。

下山は楽々と降りてくる事ができました。

無事に駐車場まで戻って来れました。

高峯高原ホテルで温泉に入ったのですが写真が無かった、、、

さてここからはD750の簡単な紹介をしていきます。

D750は有効2,432万画素CMOSセンサーを採用するFX機

発売は2014年。もう10年前になるカメラです。

ローパスフィルターを搭載しているセンサーみたいです。

画像処理エンジン「EXPEED 4」や6.5コマ/秒の高速連写、視野率100%の光学ファインダー、15万回のシャッター耐久性。

SDカードのダブルスロット搭載しています。

NikonのFX機としては初めて背面液晶モニターがチルト式になりました。

液晶モニターは約122.9万ドットの3.2型。

重量は750g、グリップがしっかりしているので大変握りやすくて撮影しやすいと思います。

ファインダー接眼部は角形タイプを採用しているのですが、これが非常に取れやすく問題があります。なので自分は違う物を装着しています。

AFセンサーは51点のフォーカスポイントを持つ「アドバンストマルチCAM3500 IIオートフォーカスセンサーモジュール」を採用。

暗所でのAF性能に関しては-3EVとなっています。

暗いシーンでもそれなりにAFで撮影できてしまいます。

自分が使用するうえで1番のマイナスな点が、このISOボタンの位置。

電源スイッチや絞り、シャッタースピードのダイヤルは右手側にあるのですが、ISOボタンが左手側に配置してあります。

登山する上で右手側だけで操作を完結できるのは非常に便利なのですが、ISO感度を変更する度に左手も使わないといけないのは結構ストレスになります。

ボタンに機能割り当てが出来るようにしてもらえればこの問題も解決するのですが、残念ながらISO感度の機能割り当ては無い?ようです。

 

このD750の1番のストログポイントだと自分は思っている高感度のノイズ耐性。

ISO感度はISO100~ISO12800まで使用できます。

ISO12800でも記録用としては問題なく使用できるレベルの画質なので暗いシーンでも非常に頼りになります。

続いては今回使用したレンズ、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

2010年発売のNikon小三元レンズの1つ。

他社だと24-105mmが主流ですがNikonは120mmまで望遠側があります。

登山する上でやはり高倍率ズームレンズ1本で済むというのは荷物を減らせて便利です。

重量は710g。

最短撮影距離は45cm。ズームしても最短撮影距離が変わらなくていいですね。

ナノクリスタルコートによりゴーストやフレアを抑えることが出来ています。

NikonD750とAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで登る黒斑山いかがでしたでしょうか?

黒斑山は冬でも登りやすく、浅間山の絶景が楽しめる素晴らしい山だと思います。

そして、NikonD750は自身が初めて買ったフルサイズ機。初めてのフルサイズ機としては使いやすくてオススメです。是非使ってみてください。